2023年版フリーランスの確定申告方法について現役フリーランスデザイナーが解説します。フリーランス1年目の会計ソフトfreee編

2023年版フリーランスの確定申告方法について現役フリーランスデザイナーが解説します。フリーランス1年目の会計ソフトfreee編

andkou

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もう少しで確定申告の申請が開始します。そこで今回、現役フリーランスデザイナーであるandkouが今まで申請してきた確定申告の手段と利用したサービス「freee」について、ポイントを押さえながら皆さんに解説していきます。

この記事を読んでわかること

確定申告の方法を理解できる

青色と白色の違いを理解できる

簡単に確定申告をする方法を理解できる

ずばり、青色申告で確定申告する方が良い

確定申告には「青色申告」「白色申告」の2種類が存在します。端的に申し上げますと、青色申告が良いです。理由は控除を受けることができます。65万円控除が適用されると支払わないといけない税金から65万円差し引かれる為、支払い額が少し減ります。青色申請で確定申告を行なうとお金の流れを全て把握できるといっても過言ではございません。現在銀行に預けている預金額なども明記して提出するので、確定申告でその人のお金の流れが筒抜けになってしまいます。

現実問題、その部分で面倒だぁなと感じる人が多いので、白色申告で申告する人がいるわけです。

白色申告で申告すると最大65万円控除を受けることができません。あくまでも青色申告で申請した場合に受けれる特典だということを理解しておきましょう。

手続きが簡単なのは白色

あからさまに簡単な点として、簿記の記帳が「単式簿記」と呼ばれる手法をとっています。逆に青色申告では「複式簿記」と呼ばれる手法をとっており、この差は大きな差になっています。

簡単に説明すると、白色は現金で仕事で使う道具を買った際に1日の合計金額をまとめて記帳できます。かえって、青色は一回ごとのやり取りを記帳しなければなりませんので、確実に手間が増えます。そして青色では「借方」「貸方」の両方を明記する必要があり、ここで躓く人も多いと思います。勘定項目がわからなかったり、この経費は現金で支払ったが、この経緯はクレジットカード払いでこのクレジット会社に支払ったものなど、細かなお金の増減について明記しなければなりません。

面倒なこともあるが、青色で申請をした方が絶対良い

私はフリーランス1年目から青色申請で確定申告を行いました。1年目は本当にわからないことばかりで、確定申告期限のギリギリまで日数を費やし、金額が合っているかの確認をしたり、入力ミスがないか確認したりと大変な思い出があります。ただし、大変な思いを経験してでも青色申告が良いのです。理由としては下記のとおり。

青色申告の良い点

最大65万円の控除を受けれる

銀行融資など、事業で何か申し込む際に、必要書類として確定申告書類を提出しなければならない際に、白色より信頼がもてる。その為、融資などの際には話がスムーズに進むことが多い。

1個あたり30万円未満の少額減価償却資産に関しては、購入・使用した年度に一括して経費に計上できるので節税につながる。※合計300万円まで

会計ソフトを活用すべし!

絶対に会計ソフトを活用した方が良いです。確定申告等作成コーナーというものも存在しますが、本当に面倒です。会計ソフトがかなり助けてくれます。例えばfreee会計を使うと、なんといってもスマホからレシートや領収書の読み込みが容易であること。この機能はfreeeがずば抜けて性能が良いです。金額の認識や勘定項目の推測、取引した日付もレシートに記載している情報を読み取って、テキスト化してくれます。加えて、撮影したレシートも保存されるので、記録として明確に細かく残ります。この機能だけでもfreeeは使うべきだと感じました。

私がフリーランス1年目で利用したクラウド会計サービスはfreeeです。良い点は上記に記載した点で、デメリットを考えると、便利すぎるので、設定をしっかりしないと計算がおかしなことになる点です。取引先銀行が多かったりクレジットカードの種類が多くて、出費や入金のやり取りが複雑な場合に、入力した金額と実際の金額が合わなくなる現象が起こることもあります。原因は自分の設定のやり方にあるんですけど、その部分で私はめちゃくちゃ悩まされました。

金融機関の情報を入れる際には、そもそも最初が0円スタートじゃないわけなので、スタート時の金額を設定しなければなりませんし、適当に入力していたら、クレジットカードから引かれた経費をfreee上で計上して、銀行で引かれた金額もfreee上で計上した場合に2重で引かれてたりすると計算が合わない現象が起きます。なのですごく便利がゆえに、ちょっとした設定を怠ると自動で計算してくれる値がおかしなことになりうるのです。

freeeはスマホ対応で、スマホとの相性が非常に良い

PCを持っていない人でも、領収書の管理〜確定申告までスマホで完結させることが可能なので、非常に手軽に確定申告を行なえるという大きなメリットがあります。

サービス業を個人でしている人や、PCを使わない仕事を個人でしている人は、スマホ単体で確定申告できることは嬉しいのではないのでしょうか?

銀行やクレカの自動処理もちゃんと使えば便利

私のように適当にスタートすると痛い目を見ます。3回は初期化して再入力を1から行なったりしたので、めちゃくちゃ大変でした。最初の設定をしっかり行なうことと、お金の出所を理解した上で記帳することが重要です。上手く使えばとても便利な機能です。

クラウド会計ソフトを使うと大体数日1週間前後で1年間の入力が完了します。

本気を出せば1日とかでも完結しますね。ただしレシートや請求書、領収書が手元にある状態でという条件付きになります。そもそもレシートや領収書がないと確定申告ができないので、まずは1年間のすべての取引した履歴や金額が記載されているレシート等を準備した上で、記帳を始めてください。記帳し出したらとてもスムーズに進めることができます。

私の場合は、仕事で使うものをアマゾンで購入したり、多くのものを1年間で購入していましたので、普一般的なフリーランスデザイナーさんよりも取引が倍以上多かったと思います。ということは、確定申告で記帳する項目が莫大な数になるということですね。それでも数日で記帳完了したので、本当にクラウド会計ソフトは素晴らしいものだと思います。有料なので、例えば、確定申告に間に合いそうにないタイミングでfreeeを導入するのもいいかもしれません。月額が発生するので、やばいと感じた時に導入して、バタバタと記帳して確定申告に滑り込みセーフといったやり方もありだと思います。一番いいのはこまめな記帳をしておくことですが、なかなかまめに記帳できる人も少ないのではないかと感じます。その為クラウド会計ソフトに頼るのは非常に良い手段だと感じました。

e-taxで確定申告は最終的に行なうので、ネットで確定申告は完結します。

freeeから確定申告を申請するとe-taxで確定申告を簡単に完結することが出来ます。支払いは口座振替かコンビニ等で払える請求書払いかを選択可能。1年目の私は、コンビニで確定申告で算出した所得税を支払った思い出が今でも残っています。

2023年の確定申告受付スタートももうすぐ始まります。今回の確定申告に提出する書類がまだ全く完成していない人は、ぜひfreeeを試してみてはいかがでしょうか?フリーランス初心者や確定申告初めての方には本当におすすめのサービスです^^

次回は確定申告行う際に躓いたポイントやぶち当たった壁なんかについてお話ししていこうと思います。次回をお楽しみに〜

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